■1999年に東芝クレーマー事件というものが起こりました。インターネット上に、クレーム処理のやり取りが載せられ、東芝の対応のまずさが露呈してしまったのです。
東芝のビデオを購入した消費者が、購入直後に不備を訴えて、修理や点検を依頼したのです。すると、そのビデオは修理されるどころか、勝手に改造させられていたのです。憤慨した消費者は、東芝にクレームを出しました。すると、クレームを出すたびにどんどん担当者が変わって行き、最終的に東芝のクレーム担当者は、暴力団まがいの脅し文句を使ったり、暴言を吐いたのです。
この一連の会話を、消費者側は、自分のウェブサイトに掲載したのです。インターネット上でのアクセスがどんどんふくらみ、多くの人がインターネットを通じて知ることとなったのです。
また、インターネット上の情報に目をつけたマスコミが大々的に注目したので、多くの人も知るところとなったのです。その後、東芝の対応に腹を立てた人たちの間で、東芝の製品不買運動まで発展したのです。
消費者の間で不買運動が高まれば、会社のイメージもかなり悪くなります。この東芝クレーマー事件をきっかけに、クレーム処理を見直すことになった会社もあるようです。